世界最強の座は揺るがず!
イクイノックスが4馬身差の完勝を飾る
ジャパンカップ(GⅠ)には、今年の牝馬三冠馬リバティアイランドと昨年の牝馬二冠馬スターズオンアース、復権を目指すドウデュースとタイトルホルダー、連覇のかかるヴェラアズール、快速パンサラッサ、悲願のGⅠタイトル獲得に挑むダノンベルーガとディープボンド、フランスから参戦のイレジンといった実績馬・実力馬が、逆転劇を狙って参戦。だが、世界最強馬の牙城を崩すことはできなかった。
イクイノックスが完勝ゴール、あらためて力の違いを見せつけたのである。
パンサラッサが1000メートル通過57秒6のハイペースで飛ばし、2番手タイトルホルダー以下を引き離す大逃げを敢行する。イクイノックスは3番手。リバティアイランドとスターズオンアースにマークされる形となったが、鞍上クリストフ・ルメール騎手いわく「いいスタートを決められて、イメージ通りの位置。これで勝つ自信を持てた」という絶好のポジションに収まる。
やがて馬群は直線へ。「すぐに反応してくれた。凄い瞬発力だった」というルメール騎手の言葉通り、スムーズにラストスパートの態勢へと移るイクイノックス。タイトルホルダーを交わし、さらにパンサラッサも捉えて残り200メートルの手前で早くも先頭へ。懸命に追いすがるリバティアイランドとスターズオンアース、さらに外からドウデュースも差し脚を繰り出したものの、距離は一向に詰まらない。結局2着リバティアイランドを4馬身も突き放して、イクイノックスはGⅠ・6連勝達成となる1着ゴールを飾るのだった。
あまりの強さに「言葉がない」と涙を流すルメール騎手。並ぶ者のいない高みへと駆け上っていくかのごとく、そして歴史的名馬としての蹄跡を刻んでいくような、イクイノックスの走りには確かに、感涙を捧げることがふさわしいのかもしれない。(谷川 善久)
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