発走前煽りPVからウイニングランからの確定まで
「うれしい時に涙出ないタイプだけど、自然と…」
ロブチェンでVの松山が号泣、11度目で初制覇
2023年生まれのサラブレッド7944頭の頂点を決める「日本ダービー」はロブチェンが優勝し、皐月賞に続く2冠を達成。 松山弘平騎手は11度目の挑戦で悲願のダービー初制覇となり、ゴール後に号泣した。
「ダービージョッキーになるなんて、信じられない。応援してくださった方々に心から感謝しています。びっくりした。自然と涙がこみ上げてきた。うれしい時に涙が出てこないタイプだけど、自然と出てきた。さすがだった。ポジション的には後ろになったけど、最後に脚を使ってくれると信じて騎乗した。着差はわずかだったが、ロブチェンの力。強いロブチェンを見せられてホッとした」
ゴール前で先に抜け出したパントルナイーフを強烈な末脚で差し切った。際どい勝負となったが、1着が確定すると脱帽してお辞儀し、思わず涙があふれた。
開業11年目、延べ4頭、3度目の挑戦で、杉山晴師がダービートレーナーの称号をつかんだ。1冠目を制し、王者として送り出したロブチェン。1番人気の重圧もあったはずだが、「うれしいです」と漏らした短い言葉に、安堵と達成感、積み重ねてきた努力のすべてがにじんだ。
杉山晴厩舎は松山とのコンビで20年にデアリングタクトで牝馬3冠を達成。「相性のいいのは間違いないです」と主戦をたたえる一方で、指揮官自身も歴史に名を刻もうとしている。クラシック完全制覇を成し遂げた調教師は過去に4人のみ。3冠馬と牝馬3冠馬の両方を管理したとなれば、史上初の快挙となる。
ロブチェンに残るは、3冠目の菊花賞のみ。杉山晴師は「馬に『お願いします』と言っておきます」と報道陣を笑わせる。「毎レース流れが違うなかでもジョッキーが思った通りにポジションが取れる」操縦性の高さ、優れたレースセンスの高さは淀の長丁場にもってこいだ。この秋、競馬史に新たな1ページが刻まれる。
あぁっ、この興奮、緊張、雰囲気
やっぱ競馬って最高だよ
祭典は最高だよ
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